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修学旅行(高校、中学)はなぜ沖縄なのか?費用は?

公益財団法人日本修学旅行協会の調査によると2013年の高校生の修学旅行先のランキング1位は沖縄だった。なぜ沖縄が1位なのか?また平均的な費用はいくらか調べてみた。

1位 沖縄
2位 京都
3位 東京
4位 大阪
5位 北海道

沖縄が人気の理由

従来、修学旅行での飛行機利用は禁止されていた。しかし1988年に航空機利用が解禁され、1990年代から沖縄への修学旅行が増加してきた。

2002年美ら海水族館開園、2003年沖縄都市モノレール開通、2004年国内免税店DFS開業などにより、観光施設や交通機関が整備され、修学旅行の受け入れ態勢が整ってきた。

また大型ホテルが多く、修学旅行生の受け入れが可能で平和教育、自然教育施設も充実していることが沖縄が人気と考えられる。

修学旅行の費用

修学旅行の費用は高校で平均9万8000円(3泊4日)、中学で平均約6万8000円(2泊3日)となっている。その内訳は以下の通り。

高校修学旅行費用内訳 金額
航空運賃(往復) 40,000
現地交通費(4日間バス貸切の1人分) 8,000
宿泊費(3泊食事付) 30,000
体験学習 20,000
合計 98,000

旅行代金の9万8000円は一般的なツアー料金と比較して高い感じがする。ちなみに、中学生は中3の春、高校生は高2の秋に修学旅行に行くことが多い。また7月~8月は修学旅行がすくない。

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修学旅行用の航空運賃

修学旅行用の航空運賃は学校研修割引運賃(SE 運賃/School Educational Fare)が適用される。

この修学旅行用運賃(SE運賃)は、季節にもよるが普通運賃の30%~60%割引になっていることが多い。

具体的には、2016年の羽田空港~那覇空港のSE運賃は、2016年6月以降で片道21,300円~25,500円となっている。4月と5月の最安値SE運は片道16,300円。

個人が予約する場合、普通運賃は片道46,000円で1ケ月前の事前予約割引運賃は片道20,000円程度なのでSE運賃は安いと言える。

教職員が修学旅行の下見に行く

旅行代理店と教員が修学旅行の下見をする。その費用も最終的に修学旅行代金に上乗せされるといわれる。

例えば、5人が下見に行って旅行代金5人合計で50万円とすると300人の修学旅行なら一人当たり1700円程度の上乗せの可能性がある。

パッケージツアーが安い理由

  • 時間帯が悪い便を使う。例えば、格安ツアーは羽田空港を夕方に出発、那覇空港を午前中に出発する便を利用している。しかし、修学旅行は時間帯のいい便を利用するので片道で5,000円、往復で1万円程度高くなる。
  • 格安ツアーには食事がついていない。修学旅行は3泊4日分、合計10回分食事がついている。これで2万円は高くなる。
  • 修学旅行は体験学習代 約2万円が含まれる。
  • 格安ツアーは、添乗員がいない。修学旅行ではこの添乗員の費用一人約2,000円~3,000円程度高くなる。
  • 格安ツアーは、現地の交通費が含まれていない。修学旅行のバス貸切料は一人8,000円(4日分)程度費用がかかる。

修学旅行と格安ツアーの差額約6万円分は十分説明ができるものだ。3万円の格安ツアーと言っても、食事代や現地交通費などが含まれていないので現実には3万円で行くことはできない。

格安ツアーと言えども食費や現地交通費を合計すれば、6~8万円になってしまう。修学旅行はこれに、体験学習の費用2万円が上乗せされるので、8~10万円になる。

まとめ&補足

下見を県単位や市単位で行えば節約もできる。他も工夫すれば1~2万円は安くできそうな感じがする。しかし、格安ツアーのように2泊3日で3万円というのは無理だ。

パッケージツアーと修学旅行の差額が1万5000円としても、修学旅行生400人だと合計600万円になる。旅行代理店にとっては、修学旅行はメリットがある旅行商品であることは間違いない。

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