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なぜ今、空前の猫ブームなのか? 「ネコノミクス」と呼ばれ経済効果も

空前の猫ブーム

テレビ番組でもゴールデンタイムに2時間の猫特集を放送、書店の店頭にはいわゆる「猫本」が平積みになっている。

今の猫ブームを経済効果があることから「アベノミクス」ならぬ「ネコノミクス」という人もいる。また猫系女子なる新語も生まれた。

猫ブームがなぜ起こったのか?

ネット動画やスマホの普及

従来は猫の飼い主しか見れなかった猫の何気ない仕草をネット動画で見ることができるようになった。スマホであればちょっとした時間にネット動画を見ることができる。

猫カフェの影響

2004年に大阪で猫カフェが開業、その後全国に広がった。メディアでも取り上げられることが多くなった。

台湾が猫カフェ発祥の地とも言われ、台湾でも猫ブームである。CNNが選ぶ世界6大猫スポットに選ばれたのが、台湾新北市の侯硐(ホウトン)だ。炭鉱町だったが炭鉱が衰退したため、猫を観光資源に台湾の「猫村」として有名になった。

他の5大猫スポットは日本の相島(福岡県)と田代島(宮城県)、フロリダのヘミングウェイ博物館(アメリカ)、ローマの古代遺跡のラルゴ・アルジェンティーナ広場(イタリア)、カルカン(トルコ)。

アニメやスマホゲームの影響

宮崎アニメには「猫の恩返し」「魔女の宅急便」など猫のキャラクターが登場する。スマホゲームでは「ねこあつめ」というゲームも流行している。

デフレの影響

バブル時代にはゴールデンリトルバーなど大型犬がブームになった。大型犬を所有することで豊かさを感じ、またそれをアピールしていた。

その後、デフレ時代にはチワワなどの小型犬が人気となった。他者にアピールするよりも「愛玩犬」や「ファッション」として飼う人が増えた。

このように、ここ30年で大型ペットから小型ペットへという変化があった。猫も小型のペットの部類でそういう意味で、時代の変化に合った流れだ。

少子化、住宅環境の変化

郊外の一戸建てより都心のマンションが人気になっている。集合住宅では犬よりも猫の方が飼いやすい。また少子化により、家族の人数が少なくなり、単身世帯も増加する傾向にある。そのため、犬の散歩を家族全員で交代でするということがしにくくなった。

社会の変化

最近では大手企業でも破たんする。従来は会社の言う通りに働いて生きていれば、係長、課長、部長になれたが、最近ではそれが通用しない。

犬のように上下関係や群れの生活ではなく、個人で判断することが重要になった時代。そういう意味で、個で生きている猫に癒されたい人が増えたのかもしれない。

猫の飼育費用

餌代、治療費などで月平均5,000円かかる。年間で6万円。飼い猫の平均寿命は約15年なので、ネコ1匹で約90万円の費用がかかる。

犬よりも費用は少ないらしい。

猫と犬の飼育頭数

犬の飼育頭数は約1080万頭、猫は約970万頭と犬の方が多いが、差は縮小してきている。

ネコノミクスの経済効果2兆円以上

関西大の宮本勝浩名誉教授(数理経済学)によると、平成27年のネコノミクスの経済効果は飼育費や猫グッズ、たま電車などの観光費用などで、約2兆3千億円に上ると言う。
猫の起源は1万年前

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