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老後資金はいくら必要か?3,000万円説を徹底解説

高齢世帯の生活費

老後資金はいくら必要か?65歳から85歳まで夫婦2人の生活費はいくらか計算してみた。

65歳以上の高齢者世帯(夫婦2人)の生活費
生活費を切り詰めた場合 23万円
標準 27万円
ゆとりのある生活 35万円

月の生活費を35万円とした場合、65歳から85歳までの20年間で8,400万円となる。これにリフォーム費用、車購入代などを加えて1億円と言う人もいる。

しかし、年金を受給できる人は、1億円も貯金する必要はない。

厚生年金の場合、平成27年の受給モデルでは月額22万円を受給できることになっている。

「毎月の生活費35万円」-「年金22万円」=13万円が不足する。

20年間で計算すると3,120万円になる。

老後資金3,000万円というのはこの計算結果から導かれたものだ。

これに対して基礎年金だけの夫婦は月額受給額13万円しかなく、毎月の生活費23万円に対して10万円の不足となる。

毎年120万円の貯金の取り崩しすることになり、貯金が2000万円あっても約17年後(82歳)で貯金がゼロになる。

年金の仕組み

年金は2階建ての構造になっている。具体的には、すべての人が加入する「基礎年金」と会社員の加入する「厚生年金(報酬比例部分)」の2階建てだ。

夫婦2人で月額年金受給額13万円というのは自営業者など「基礎年金」のみの場合。

会社員が40年勤務した場合、「基礎年金」+「厚生年金」となり、月額約23万円が支給される。

会社員の場合

年金支給額が月額約23万円なので、自宅を持ち住宅ローンも払い終えているなら節約すれば、生活費23万円でやっているだろう。また大手企業や公務員であれば退職金が2,000万円程度あり、生活に困ることはないだろう。

ただ、住宅ローンが残っている場合や賃貸住まいで家賃10万円払っていると、住宅費以外の生活費は13万円となりかなりの節約をしないといけない。

自営業者の場合(厚生年金のない場合)

自営業者の年金は「基礎年金」のみで、夫婦2人で月額年金13万円だ。

そのため、貯金は2000万円は必要になる。すこし余裕を見れば3,000万円程度必要だろう。

まとめ

老後破産するかどうかは、老後の生活費をいくらにするかにかかっている。現役時代のように月額35万円の生活をすると、基礎年金の13万円だけでは毎月20万円の不足、年間240万円の貯金取り崩しとなり、85歳までの20年間で4,800万円の貯金が必要になる。

厚生年金を月額22万円受給しても月額35万円の生活なら毎月13万円の不足となる。年間156万円の貯金取り崩しとなる。85歳までの20年間で3,120万円の貯金が必要になる。

結局、厚生年金が受給できるかどうかによって、老後資金の額はかわってくるが、2,000万円~3,000万円あれば十分と思われる。

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