経済

福岡市人口5位に上昇 神戸市は6位に転落 2016年2月速報

2016年2月18日発表

2015年10月1日の国勢調査の速報値で、福岡市の人口は153万8510人、神戸市は153万7860人となり、福岡市が人口で神戸市を抜いたと考えられる。

政令指定都市人口ランキング(2015年9月推定人口)

1 横浜市(神奈川県) 372万人
2 大阪市(大阪府) 269万人
3 名古屋市(愛知県) 228万人
4 札幌市(北海道) 193万人
5 神戸市(兵庫県) 153万人
6 福岡市(福岡県) 153万人
7 川崎市(神奈川県) 147万人
8 京都市(京都府) 147万人
9 さいたま市(埼玉県) 126万人
10 広島市(広島県) 119万人

神戸市と福岡市の人口増減

2015年9月1日時点の推計人口は神戸市が3,535人上回っている。しかし、神戸市は人口減少しているのに対し、福岡市は年間1万人の増加となっており、2016年2月にも順位が逆転する見通し。

福岡市の人口増加の理由

従来は、九州から東京、関西に進学就職していた。しかし、関西地方の地盤沈下により東京と福岡に進学就職する人が増加した。九州各地から福岡市に人口が流入する傾向にある。

東京~福岡の航空運賃の低下、LCCの参入により福岡市に営業拠点を移転する企業が増加した。

所要時間、運賃で比較すると東京~大阪は新幹線2時間30分(1万3000円)に対して東京~福岡 飛行機 1時間30分(空港までの所要時間などを含め3時間)となっており、東京から福岡へのアクセスは大阪と大差ない。

また福岡は食べ物がおいしい。女性53%男性47%と女性が多く(全国平均女性51%男性49%)いわゆるF1層(20歳から34歳までの女性)が多く消費額が多い。

九州北部にはトヨタ自動車九州、ダイハツ九州、日産自動車九州、日産車体九州などの自動車産業が集積し、140万台を生産している。これは日本の生産台数の15%に及ぶ。

近年はインバウンド需要も多く、中国、韓国からの観光客も多い。

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福岡市海の中道

神戸市減少の要因

神戸の企業支社が大阪支社と統合して大阪に移転した結果、神戸市内でのオフィスが減少した。勤務地の大阪市により近い西宮市の人口が増加する傾向になる。

昼間人口では、大阪市は夜間人口+98万人に対して 神戸市は夜間人口+3万人と昼間になっている。通勤通学で、神戸市に人口は集まらない傾向にある。

神戸市の昼間人口は+3万人だが、実は神戸市民は大阪市に通勤通学のため移動し、明石市などから神戸市に流入する形になって、かろうじて神戸市の昼間人口が+3万人になっているにすぎない。

今後の見通し

福岡市は毎年1万人の人口増加、神戸市は毎年3,000人の人口減少しているので2016年2月にも福岡市が人口で神戸市を追い抜くと予想される。

神戸市の人口減少は今後も続くものと思われれる。

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