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日産が三菱自動車に2,373億円出資か?

報道によると日産は三菱自動車に2,373億円を出資し、株式の34%を取得する。現在の筆頭株主は三菱重工で2割の株式を保有している。

日産と三菱自動車の関係

日産と三菱自動車は2011年に軽自動車を共同開発する会社を設立している。日産の国内販売台数の60万台のうち15万台が三菱自動車から供給されている。そのため三菱自動車の車両は日産にとっても重要なラインナップであり、安定的に販売するため今回の出資に踏み切ったと考えられる。

三菱自動車の株価

三菱自動車(7211)の株価は495円で、株式時価総額は約4,869億円、発行済株式数は約9億8366万株。日産は株価468.52円で5億662万株取得する。この場合発行済株数は14億9028万株となる。この場合、日産の株式保有率は34.0%となる。

一般に34%株式増資する場合、株式の希薄化するため、株式の価値は34%下がる。しかし、三菱自動車株の場合は、経営の安定というメリットがあるので、株価が上昇する余地があるが、現在のところ、はっきりとしたことはわからない。ただ、当面、信用売りの買い戻しが続き底固い動きをする可能性がある。

燃費不正発覚前の三菱自動車の株価は約800円、34%の株式希薄化で理論値は528円となる。

今後予想される燃費不正の損害賠償額

また、燃費不正問題の巨額の損害賠償が予想されることから、株価は一方的に上昇するかは疑問。不正対象車種は60万台~200万台と言われており仮に1台当たり10万円の損害賠償した場合、総額は600億円~2,000億円になる可能性がある。

世界販売台数

順位 会社名 世界販売台数
1 トヨタ 1015万台
2 フォルクスワーゲン 993万台
3 GM 984万台
日産ルノー+三菱 959万台
日産ルノー 852万台

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