国際情勢

習近平と李克強の対立激化

中国の政権は大きく2つの派閥により動いている。共産主義青年団(共青団)と太子党派閥だ。

中国権力者の派閥

習近平 太子党 上海閥 客家(ハッカ)
江沢民 太子党 上海閥
胡錦濤 共産主義青年団(共青団) 北京閥
李克強 共産主義青年団(共青団) 北京閥

共産主義青年団(共青団)とは?

鄧小平が育てたインテリ階層で、古代の科挙試験で合格した幹部のようなイメージで、格差是正に注力し、対外的には協調路線をとる。

太子党とは?

江沢民周辺に集まってきた革命世代幹部の子孫たちのグループ。中国の上流階級で、自分たちの利権や財産をに熱心な派閥。経済優先で対外的には改革開放政策だが、利権を守るために排他的になる。

習近平と江沢民の関係

習近平は江沢民と同じ太子党派閥(共産党幹部の子孫)で、主席になるまでは江沢民の力を利用した。しかし主席就任後は、江沢民派との対立関係にある。腐敗撲滅を理由に胡錦濤派と協調し江沢民派の弱体化をしてきた。

習近平と胡錦濤

習近平の主席就任後は、胡錦濤派と強力して江沢民派の追い落としをした。それが一段落したため、胡錦濤派との対立が激化した。

習近平のバックにだれがいるのか?

太子党上海閥であった習近平が江沢民を追い落とすことはなぜできたのか?

それは、習近平は福建省の行政のトップであったことと関係がある。福建省出身の華僑「客家」は東南アジア各地にいる、タイのインラック首相も客家と言われる。

インドネシアにも客家の財閥がいる。客家の全体の資産は数千億円とも数兆円とも言われる。習近平はこの豊富な資金をバックに持つ。

沖縄にも客家がいる

沖縄の華僑「久米三十六姓」も客家と言われる。仲井眞前知事や台湾の李登輝元総統も客家と言われるので、必ずしも中国よりと言うことではない。だが、中国のために数億円単位の資金を提供する客家も多い。彼らが習近平主席の指示で沖縄で活動しているのもまた事実だ。

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