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任天堂の株価はどうなるか?ポケモンGOの売上はいくらか?

2016年7月22日、ポケモンGOの日本配信が行われ、日本でもダウンロード1位と人気となっている。

任天堂の株価もポケモンGO配信前の約1万5000円から一時約3万2000円まで上昇した。果たして任天堂の株価はどうなるのか?

ポケモンGOは任天堂が開発したものではない

ポケモンGOは任天堂が開発したものではなく、NIANTIC LABSが開発したゲームだ。

したがって、ポケモンGOの売上のすべてが任天堂の売上になるのではない。

実際には任天堂が32%出資する「株式会社ポケモン」が売上の30%程度のロイヤリティ収入を得ると予想される。

任天堂の売上は、「株式会社ポケモン」の出資比率の32%分だけ増加すると予想さる。

つまり、ゲーム課金の30%×32%≒10%が任天堂の売上になると推定される。

ポケモンGOの売上はいくらになるか?

先行して配信されたアメリカでは2週間で38億円の売上を記録した。

2016年8月9日、新聞報道によると、アメリカの調査会社が、ポケモンGOの配信1か月間の世界売上が2億ドル(200億円)超えたと発表した。

1年に換算すると2億ドル×12か月=24億ドル(2,400億円)となる。日本での配信が7月22日なので、日本の売上が約20日分しか算入されていない。

また、アメリカでも今後、売上減少する可能性もあるが、年間で2,000億円~3,000億円と予想される。。

ポケモンGOの売上予想(年間)
全米 800億円
全世界 2,000億円~3,000億円

NIANTIC LABSとは?

NIANTIC LABSはグーグルの社内ベンチャーとして発足し、スマホ位置ゲーム「INGRESS」を開発した。ポケモンGOも「INGRESS」の経験を生かした形になっている。

2015年8月にグーグルから独立し、グーグルと任天堂が出資した。任天堂の出資比率は明らかでないが、20~30%と推定される。

NIANTIC LABSが上場すれば?

NIANTIC LABS上場すれば、時価総額は5,000億円~1兆円と予想される。

任天堂の出資は20~30%と予想されるので、任天堂の資産1,000億円~3,000億円増加する可能性がある。

まとめ

出資関係が複雑で任天堂のポケモンGO関連の売上増加額を正確に予想することは困難だ。

しかし、あえて予想すると、「株式会社ポケモン」経由分で10%、「NIANTIC LABS」経由分などで、最終的に、ポケモンGOの売上の20~30%程度は任天堂の売上に寄与すると推定される。

全世界の年間売上が2,000億円~3,000億円と予想されるので、任天堂の売上は約400億円~900億円増加すると予想される。

PERから逆算すると任天堂の時価総額は4,000億円~1兆8000億円増加してもおかしくない。

ポケモンGO配信前の任天堂の時価総額は約2兆1000億円。これが、2兆5000億円~3兆9000億円に増加すると考えられる。

株価を逆算すると、1万8000円~2万8000円となる。

2016年7月22日の終値2万8220円は、計算上の株価の上限に等しい。希望的な計算をすれば、2万8000円でも理論的にはおかしくない。

また、NIANTIC LABS上場すれば任天堂は上場利益を得ることができる。任天堂の株価は上振れする可能性もあり、将来の資産増加の可能性も含めて株価は2万円~3万円で推移すると予想される。

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