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都知事選 自民党が分裂した原因は、蓮舫氏が立候補しなかったため

当初、民進党は都知事選に蓮舫氏を擁立しようとした。一方自民党は蓮舫氏に対抗するため小池百合子氏を擁立する動きがあった。

なぜ蓮舫氏は都知事選に立候補しなかったのか?

蓮舫氏が都知事選に立候補し、参議院選挙に立候補しなかった場合、参議院選で民進党の得票は100~200万票減少すると予想された。これは議員数で言うと1名ないし2名の減少となる。

民進党は参議院選挙で苦戦が予想されたため、民進党幹部はこれは受け入れることはできなかった。奇策としては蓮舫氏が7月10日の参議院選挙に出馬し、7月14日の都知事選公示日までに参議院議員を辞任して、都知事選に立候補する案もあったが、あまりに、国民、都民を馬鹿にした案であったため、実行にはいたらなかった。

自民党分裂の原因

蓮舫氏が立候補しないことで、自民党都連は小池百合子氏の擁立をやめ、増田氏を擁立することにした。自民党都連は増田氏の方が都連の意見をよく聞くと判断したようだ。小池氏は、都議会冒頭解散を打ち出すだど、自民党都連と対立する可能性が高いと考えられたからだ。

自民党都連とは?

自民党都連は6,200万円でリオ・オリンピック視察を計画していたことからわかるように、旧態依然とした利権体質の団体だ。その利権を守るために、都連の言うことを聞く増田氏を擁立した。増田氏も岩手県知事時代にはファーストクラスで海外視察を行っている。

そういう意味で自民党都連と増田氏は、体質がよくにている。すくなくとも海外視察の経費を削減して都民、県民のために予算を使うことなど全く考えていない政治家だ。

杉並、国立は左翼活動家が多いが、鳥越氏に批判的

都内の中央線沿線、杉並、国立には左翼系市民が多い。その過半数は女性だが、鳥越氏に対して批判的な人が多い。彼女らはむしろ宇都宮氏への支持が強い。鳥越氏は組織票も固められず、浮動票も少ない。

まとめ

東京都の場合、組織票と言っても、「意識高い系」の人が多く、自分が納得しないと組織のトップの言う通りの投票行動をしないことが多い。したがって、都知事選でも民進党、共産党の統一候補の鳥越氏の当選は危うい。

現状では、小池氏が一歩リードしている。増田氏は自民党、公明党の組織票を固めている。鳥越氏は組織票も浮動票も固めきれておらず3位となっている。

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