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自動運転が現実に、日産レベル2の自動運転車「セレナ」発売

日産は自動運転支援システム装備のミニバン「セレナ」を市販する。遠い将来のことを考えられていた自動運転車が現実のものになりつつある。

 

自動運転車は4つのレベルがある

自動運転と言っても厳密には4つの段階(レベル)がある。

今回、日産が発売する「セレナ」は「レベル2」で、高速道路(自動車専用道路)において、車線変更せず、前の車に追従して、走行する。

5秒間、ハンドル(ステアリング)から手を離すと警告音が鳴るシステムになっている。

レベル 概要 法的責任
レベル1 加速、操舵、ブレーキのいずれかをシステムが行う 運転支援システム ドライバー
レベル2 加速、操舵、ブレーキのうち複数の操作をシステムが行う 準自動走行システム ドライバー
レベル3 加速、操舵、ブレーキのすべてをシステムが行うが、システムが要請する場合はドライバーが運転する 準自動走行システム システム
レベル4 加速、操舵、ブレーキのすべてをシステムが行い、ドライバーは一切関与しない 完全自動走行システム システム

 

日産「セレナ」の概要

2016年8月24日発売が開始された。自動運転支援システム(プロパイロット)搭載の車種の価格は291万円からとなっている。プロパイロット装備されていない車種は231万円から購入できる。

当初、日産はプロパイロット装備車種の割合を4割と予想していたが、予約段階では購入者の7割が「プロパイロット」装備車を選択している。

一般ドライバーの「自動運転車」への関心が高いことがわかる。

 

安全性は?

2016年5月にアメリカ・フロリダ州でテスラモーターズの「自動運転車」が事故を起こした。

しかし、事故車は自動運転の「レベル2」であって、完全自動運転の「レベル4」ではなかった。

この「レベル2」とは、「加速、操舵、ブレーキのうち複数の操作をシステムが行う」ものであって、ドライバーが運転(監視)を行わなけれなならない。

また、テスラモーターズのシステムは前方車両との追突を回避できるが、横から来る車両を回避するシステムはなかった。

まとめ

日本でも交通事故は年間57万件発生している。ドライバーのアクセルの踏み間違いによる事故や、高速道路で渋滞の最後尾の車両に衝突するも多い。

この自動運転システム(運転支援システム)が普及すれば、ヒューマンエラーによる事故が減少する可能性がある。

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