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任天堂の株価(7974)5万円もありえる理由

任天堂の現在

任天堂の2017年3月の決算予想は売上4,700億円、営業利益300億円、経常利益100億円、1株当たり当期純利益416円22銭となっている。

現在の株価28,000円で計算するとPER(株価収益率)は67倍となる。東証銘柄の平均PERは約16倍なので割高と言える。

今後、任天堂の株価はどうなるか?

・ニンテンドークラシックファミリーコンピュータ

ファミコンミニと言えるゲーム機で26万台を販売、価格は5,980円なので売上は約16億円となる。任天堂の年間売上4,700億円の0.3%しかならず業績には影響はない。

・スーパーマリオラン

スマホゲームだが、無料で遊べるし、課金は1度だけ1,200円なので、課金ゲーマーが2,000万人としても売上は240億円、課金者が5,000万人で600億円となる。

ゲーム配信会社の手数料は10%~30%なので、任天堂の売上は最大でも500億円程度と予想される。つまり任天堂の売上は最大約1割増加することになる。

この2つの要因だけでは、現在の株価28,000円は説明できないほど割高になっている。ではなぜ、任天堂の株価は上昇するのか?

(2017年3月には新型ゲーム機「Switch」が発売予定だが、決算への影響は未知数なのでとりあえず計算はしない。)

任天堂の新ビジネスモデル

ファミコンミニは任天堂のかつての人気ゲームソフトが30本入ったハードで5,980円と低価格もあって人気となっている。収益的には売上が約16億円で利益は多くても2億円~3億円で大きくはない。

しかし、任天堂のソフトを30本まとめて低価格で販売すれば売れるということが分かったことが大きい。

この結果から、例えば、任天堂のかつての人気ゲーム200本~300本をスマホゲームとし月額1,000円程度の課金制にするビジネスモデルが予想される。

世界のスマホ人口は20億人で、任天堂のスマホゲームが200本~300本を月額1,000円ですべてできるとしたら、無料会員2億人~5億人程度の需要はあるだろう。

課金率は無料会員の10%~20%なので、有料会員は2,000万人~1億人となる。

月額課金1,000円とし配信会社の手数料を引いて年間売上1万円で試算した。

無料ユーザー数 課金率 有料ユーザー数 売上高(年間)
2億人 10% 2,000万人 2,000億円
2億人 20% 4,000万人 4,000億円
5億人 10% 5,000万人 5,000億円
5億人 20% 1億人 1兆円

任天堂のスマホゲーム売上は年間3,000億円~4,000億円は十分にありえる。

任天堂の利益が3,000億円にあった場合、発行済株式数は約1億4167万株なので、一株当たり収益は2,117円となり、PER15倍で、株価は3万1755円、PER20倍で4万2340円となる。

任天堂の利益が4,000億円となった場合、同様に一株当たり収益は2,823円となり、PER15倍で、株価は4万2345円、PER20倍で5万6460円となる。

まとめ

「ニンテンドークラシックファミリーコンピュータ」で20~30年前のゲームで需要があることが分かった。「スーパーマリオラン」で任天堂のスマホゲームに大きな需要があることが分かった。

この2つのことから、かつての任天堂ゲームが100~200本まとめて月額課金するというビジネスモデルが考えられる。ゲーム開発費もスマホゲームにするだけなので低予算でできる。

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