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小池新党、都議選40人擁立?公明と都議会過半数を目指す

2017年7月に東京都議会選挙が予定されている。小池都知事は、すでに「都民ファーストの会」を東京都選挙管理委員会に届け出ており、小池新党で都議選を戦う可能性が高い。

小池新党の目的とはなにか?

現在、都議会議員定数は127議席で過半数は64議席となる。小池都知事は、小池新党と公明党(23議席)で過半数の64議席を獲得するつもりだ。

もし、公明党と小池新党の都議会与党会派が過半数を占めることになれば、都議会を円滑に運営することができるようになる。

自民の読み間違え

小池都知事を新党設立に追い込んだのは都議会自民党の読み間違いが原因だ。

都議会自民党は小池知事が提案したオリンピック会場(ボート会場、バレーボール会場、水泳会場)の変更が、すべてとん挫し、元の開催会場になったことで小池知事不利とみた。

そこで、一気に小池都知事を追い込むため、昨年の都知事選で小池都知事を推した都議7人を除名した。

しかし、小池知事はまれにみる行動力、人望から、困難を乗り切った。

その後、小池知事は都予算200億円の復活折衝を廃止する方針を打ち出した。この200億円の復活予算は、長年、自民党都連が差配してきたもので、これで、自民党都連と小池知事の全面衝突は避けられない状態になった。 

新風自民党

2016年12月 都議会自民党から会派を離脱、新党を立ち上げた。利権体質の都議会自民党から離党し小池新党と連携すると見られる。

2017年1月 都議会会派別議席(当ブログ集計)

自民党 57人
公明党 23人
共産党 17人
民進党 14人
民進党都議団 4人
新風自民 3人
かがやけ 3人
都民ネット 3人
無所属 3人
合計 127人

2017年3月にも新党結成か?

2017年7月に都議選があることから、すくなくとも2017年3月には新党を立ち上げ、および候補者の絞り込みをする必要がある。

小池都知事の政治塾「希望の塾」から30人~40人の候補者を擁立すると見られる。

公明党議員と小池新党と合計で過半数の64議席の当選をめざず方針だ。

都議会公明党は、都議会自民党と連携していたが、この関係を清算し、小池新党と連携すると見られる。

都議会自民党は少数政党になる?

都議会自民党は長年、業界と癒着し、利権団体となっている。これについて、若手の自民党都議は反発しており、10人以上が新党会派に合流する可能性がある。

2016年11月現在 都議会自民党は60議席だったが、2016年12月に3人が離党、新風自民党を結成し、2017年1月現在57議席になっている。

今後も離党議員が続出するとみられ、2017年の議会選の結果30議席~40議席まで減少する可能性がある。

公明は、「平和の党」であり、安倍政権の安全保障政策に「婦人部」を中心に不満があった。衆議院では小選挙区制であるため、自民との連立を解消できない。せめて都議会だけでも、自民との連携を解消し、婦人部の不満を解消したいと考えている。

東京都議会選挙区定数は1議席~8議席で中選挙区と小選挙区が並立している。

例えば、大田区の議員定数は8人、世田谷区の議員定数は8人、千代田区は1人と区有権者数に応じて1人区から8人区までの選挙区がある。

1人区では公明と小池新党の選挙協力をし、候補者を一本化し、都自民党と一騎打ちとなるだろう。そして8人区では、公明と小池新党から複数の候補者を出馬させることができる。

2017年7月 都議会戦定数(前回より定員は変動)

世田谷区 8人 新宿区 4人
大田区 8人 豊島区 3人
杉並区 6人 北区 3人
練馬区 6人 中野区 3人
足立区 6人 文京区 2人
板橋区 5人 台東区 2人
江戸川区 5人 渋谷区 2人
中央区 4人 港区 2人
江東区 4人 荒川区 2人
品川区 4人 千代田区 1人
葛飾区 4人 区部合計 87人
墨田区 3人 市郡部 40人
目黒区 3人 合計 127人

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