国際情勢

キム・ハンソル氏はアメリカに亡命したのか?

キム・ハンソル氏の亡命ルート

2017年2月13日、金正男氏がマレーシアのクアラルンプール空港で暗殺された。

そのとき、息子のキム・ハンソル氏は、母と妹とマカオに居た。金正男氏暗殺直後は中国政府が警備保護をしていた。

その後、中国、アメリカ、オランダと匿名の国の4か国の協力の下、マカオから安全な国に脱出した。

 

脱出ルート

マカオ→インドネシア→経由地?→アメリカ

報道によれば、マカオからインドネシア経由でアメリカに入国したとされる。

しかし、インドネシアからアメリカのニューユークへは約15,500km、サンフランシスコには約13,500kmの距離がある。そのため、インドネシアから第三国を経由してアメリカに入国した可能性がある。

 

航続距離の長い飛行機

機材 航続距離
ボーイング777-200LR 17,446km
エアバスA350-900ULR(2018年就航) 16,611km
エアバスA340-500 16,600km
エアバスA380 15,700km

かつて、シンガポールからNYへの直行便があったが廃止された。現在は、シンガポールからサンフランシスコの直行便があるだけだ。

したがって、インドネシアから直接アメリカに入国する民間航空機のルートは少なく、米軍がキム・ハンソル氏の移送を担当した可能性がある。

もし、米軍がインドネシアからアメリカに移送したのであれば、空中給油機KC-135で給油しながら移送した可能性がある。空中給油機KC-135を使用しないのであれば、沖縄の在日米軍基地を経由した可能性も考えられる。

 

動画撮影はインドネシアの高層アパートか?

脱北者支援の民間組織「千里馬(チョンリマ)民間防衛」が公開した動画の解析から50KHzの電気製品が使用されていたとTBSが報道した。

インドネシアの電力の周波数は50KHzで矛盾はない。

千里馬(チョンリマ)民間防衛HP

http://www.cheollimacivildefense.org/

 

なぜ、インドネシアなのか?

「千里馬(チョンリマ)民間防衛」のHPには、駐韓オランダ大使エムブレヒッツ( Embrechts)氏が支援したとされる。

インドネシアは元オランダ領で、現在もオランダがなんらかの影響力を行使したと考えられる。

「千里馬(チョンリマ)民間防衛」のHPには「中国、アメリカ、オランダと匿名の国の4か国」の協力があったとされる。

 

「匿名の国」とは、インドネシアの可能性がある。

インドネシアは非同盟諸国であり、北朝鮮とも交流がある。キム・ハンソル氏の脱出にインドネシアが協力したと公表すると、北朝鮮との外交関係が悪化するため、匿名とした可能性がある。

また、中国習近平政権は、客家(ハッカ)と呼ばれる華僑と関係が深く、インドネシアには客家(ハッカ)の財閥がある。そういう意味で、中国習近平政権とインドネシアの関係が深い。

 

今後の展開

キム・ハンソル氏の脱出に、中国、アメリカ、オランダが協力したと公表されている。アメリカ単独ではなく、中国もキム・ハンソル氏に協力していることが重要だ。

アメリカと中国は、北朝鮮の金正恩政権の崩壊後、キム・ハンソル氏を指導者として北朝鮮に新しい政権を作ることに合意している可能性がある。

アメリカが北朝鮮と攻撃しても、中国は不介入の姿勢をとる可能性がある。そうであるなら、アメリカの1年以内に北朝鮮を攻撃する可能性がある。

 

千里馬(チョンリマ)民防衛

http://www.cheollimacivildefense.org/

2017年3月4日にドメイン取得、

登録者 http://www.namecheap.com

登録地 パナマ

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