猫の起源と不思議な習性
2017/12/07
猫の起源
世界中で飼われている猫(家猫)の起源は1万年前にイラク、イラン、トルコに生息していたリビアヤマネコとされる。
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1万年前は穀倉地帯だった
現在は砂漠地帯だが、1万年前のチグリス川、ユーフラテス川両岸ではシュメール人により農耕が始められた穀倉地帯であった。この地域が後にメソポタミア文明となった。
穀物生産が拡大した結果、ねずみが大量に発生した。そこに、「ねずみ」を捕食する猫が自然と棲みついたと考えられる。
人間にとっても穀物を食い荒らす「ねずみ」を撃退してくれる猫はメリットがあった。
この時期は、人間と猫が共生していたのは事実だが、「人間が猫を飼う」と言えるかどうかまだわかっていない。
古代エジプト時代の猫
紀元前5000年ころ | 古代エジプト文明は肥沃な穀倉地帯を持ち、そこに「ねずみ」を捕食する猫が棲みついていたと考えられる。 |
紀元前4000年ころ | 家畜として人間が飼うようになったとされる。 |
紀元前2000年ころ | 穀物を害獣から守るということで信仰の対象になりつつあった。 |
紀元前1500年ころ | 女神ハトホルの化身として猫が神格化されていった。 |
紀元前1000年ころ | 猫の女神「バステト」が崇拝されるようになった。 |
猫が前足を交互に動かす
母猫の母乳を出す仕草
家猫しか鳴かない
猫は、人間を「よくしゃべる動物」と認識していて、人間に要求するときに、猫は「鳴く」
猫の行動半径は100~200m
メス猫の行動範囲は小さく、オス猫の行動半径は大きい傾向にある。
猫は流れる水が好き
猫は新鮮な流れる水が好き、特に蛇口から流れる水を飲みたがる。猫は、本来、食事とは別のところで水を飲む習性がある。
しっぽを立てる
猫は気分がいいときに、しっぽを立てる。
しっぽを横に振る
猫は気分が悪いときに、しっぽを横に振る。
ゴロゴロ鳴く
子猫が母猫を呼ぶときに、「ゴロゴロ」鳴く。成猫リラックスしたり、甘えているときに「ゴロゴロ」鳴く。
爪とぎ
自分の匂いを周辺につけて、安心する。