経済・株式

ネット通販の市場規模 、AMAZON、楽天、ヤフーショッピング

ネット通販の市場規模

平成26年(2014年)の日本のネット通販の市場規模は12.8兆円(前年比+14.6%)まで拡大している。(経済産業省 電子商取引に関する市場調査平成27年5月29日発表)

小売り業界規模

業態 市場規模
スーパー 13.2兆円 2015年
コンビニ 9.5兆円 2012年
百貨店 6.1兆円 2012年
ドラッグストア 5.9兆円 2012年
ネット通販 12.8兆円 2014年

ネット通販市場は全国のスーパー全店舗の売上に匹敵するまでに成長している。

 

ネット通販業界の動向

従来、ネット通販は家電などの型番商品を中心に売り上げを伸ばしてきた。家電販売の現場では、ネットの販売価格と店舗価格を比較して安い方を買う消費者が多くなってきている。

ここに来て、ネット通販は、日用品、食料品(グリッサリー)の販売を伸ばしている。

グロッサリー(glossary)とはスーパー業界用語で生鮮食料品、チルド食品以外の常温保存できる加工食品、調味料などのことで、ネット通販でも販売しやすい。

 

まとめ&補足

日本の消費者は毎日スーパー2~3店舗に買い物に行き、特売商品を買ってついで買いするという消費行動をしている。

ネット通販では、特売があまりなく、毎日同じ値段で販売している。そういう点で現時点では棲み分け可能と思われる。

しかし、一部の消費者は、特売品を探してスーパーを梯子すことが面倒と感じ始めている。そういう消費者の購買行動が変化すれば、ネット通販の食料品、日用品の販売が伸びる可能性は十分にある。

日本のネットショッピングを代表するのがアマゾン、楽天、ヤフーショッピングの3大ネット通販大手だ。

「アマゾン」、「楽天」、「ヤフーショッピング」の3強を含むネット通販大手の売上を比較してみた。

スポンサーリンク


大手ネットショップ売上高(2013~2014)

楽天        20,000億円(流通総額)
ヤフー(日本)   12,000億円(流通総額、オークション70%+ショッピング30%)
アマゾン(日本)  8,000億円
アスクル      2,800億円(ネット通販+カタログ通販)
ニッセン      2,000億円(ネット通販+カタログ通販)
セブン&アイ    1,500億円(ネット通販のみ)
ジャパネットたかた 1,500億円(ネット通販+テレビ通販)
千趣会(ベルメゾン)1,400億円(ネット通販800億円+カラログ600億円)
ヨドバシ       800億円(ネット通販のみ)
ジョーシン      500億円(ネット通販のみ)
爽快ドラッグ     300億円(ネット通販のみ)
ZOZOTOWN       300億円(ネット通販のみ)
(一部データはネット通販+カタログ通販の合計)

 

ネット通販で気になるのが送料

本体が安くでも送料が高いとリアル店舗で買った方が安い。アスクルの決算資料によると売上げ2,800億円で配送料は120億円。

売上げに対して約4%。比率だけで言うと1万円の商品で配送料400円、5000円の商品で配送料200円程度となる。

 

アスクルとロハコ

このアスクルは企業向け通販なのだが、家庭用にロハコというショッピングモールを開設している。月~金は会社向けが多いが、土日は会社が休日のため売上げが期待できない。

週7日のうち土日の2日の売上げが期待できないとなると配送設備などの稼働率が低い。そこで土日の売上げが期待できる家庭用通販サイト「ロハコ」を立ち上げて全体の稼働率アップを図ったと思われる。

ちなみに「ロハコ」で注文してもこん包材は「アスクル」と共通。

「ロハコ」はヤフーIDで発注でき、1,900円(税込み)以上で送料無料。埼玉のLogi PARK首都圏と大阪DMCの東西2大拠点から全国にスピーディーに配送する体制。

 

ネット通販の今後

当ブログの試算ではネット通販の配送料の比率は売上げの4%で、年間合計4,400億円と思われる。

2020年には日本のネット通販市場は11兆円から20兆円に拡大すると予想されているので、配送料合計も4,400億円から8,000億円になる可能性がある。

ネット販売は今後、物流の競争になると思われる。



-経済・株式

error: Content is protected !!